『スマートフォンの使用と姿勢』に関するアンケートが
とある会社で実施されました。
対象モニターは7399人。
この結果は、
■スマホ使用者の41.1%が「1日に1時間以上」使用
■女性の4割が「暗い室内」でスマホを操作
■ついつい「猫背」「うつむき」など良くない姿勢76.5%
■57.1%がスマホ操作による「身体の不調有り」
■半数が「不調を感じつつ、対策取らず」
というものでした。
ここで注目したいのは、
ついついよくない姿勢を取ると自覚している人が8割近くおり、
2割は痛みやつらさといった自覚症状がないものの、
不調を感じている人は6割に上るということ。
さらに、半数が「不調を感じつつ、対策を取っていない」という状況。
この対策というのも、「長時間スマホ操作をするのをやめる」
「暗い部屋ではなるべくスマホを控える」といったものがほとんどで
「姿勢に気を付ける」というのは約1割だったそうです。
良くない姿勢だと自覚している人に対して、
姿勢に気を付ける人が非常に少ないのです。
この背景には、「姿勢がどんな影響を与えるのか」や
「どうしたら姿勢がよくなるのか」などといったことが
認知されていないことがあるのではないかと思うのです。
この先、5Gが導入されます。
より便利になる一方で、私たちの身体や健康に対するデメリットは
想像以上に大きくなることが予想されます。
誰がここに警鐘を鳴らすのか?
誰がここに対策を打つのか?
患者さんの一番近くにいる接骨院や整骨院の先生方、
そして、理解ができる我々大人たちではないでしょうか?
また、姿勢というテーマをもって地域、学校、家庭が
一丸となって取り組む、この一大プロジェクトは
施術業界の現状も明るくします。
尊い志をもって手に職をつけた先生方の経験と技術、知識を
ぜひ活かしてください。