ひとカラダlaboでは、小・中・特別支援学校に対しての
姿勢教室の提案を進めています。
現在は名古屋市内にてお話をさせて頂いておりますが
いつかは日本全国どこの学校でも姿勢について
学び、体験できる環境ができるといいなと思っています。
また、ひとカラダlabo協力院の修カイロプラクティックさんでは
豊田市内の小学校にて姿勢教室を実施されています。
そんな修カイロプラクティックの中尾先生に
お話を伺いました。
1.現在どこの都道府県でご活躍されて、今までの経歴を簡単に教えてください。
スポーツインストラクターを経てカイロプラクターに。
愛知県豊田市の自身のクリニックを拠点に活動しています。
関東・関西にも多くのクライアントを持ち、クライアントの年齢層は
6ヶ月の赤ん坊から80代の方までと、幅広く活動しています。
また定期的にプロのジャズミュージシャンのメンテナンスを手掛け、
多くの信頼を得ています。
外に向けての活動として各所で「姿勢調整エクササイズ講座」を開催、
また様々な小学校からご依頼を頂き、「姿勢の授業」をしてまわり
「子供の姿勢教育」にも力を入れています。
2.現在小学校にて姿勢教育をされているとの事ですが、現状はいかがですか?
現在豊田市内の小学校をまわり、子供達だけでなく、
先生方、保護者の方々に向けて姿勢教育を行っております。
講座後は「姿勢週間」を設けて、エクササイズを定期的に行うことで
意識の定着化を図るため、「姿勢が良くなった」「よく眠れるようになった」
「生活にメリハリが出たようだ」など嬉しいお声を頂いております。
しかし、期間が過ぎると意識も薄れてきます。
継続性かつ、習慣化が必要と感じています。
3.子どもの姿勢についてどの様な意見をお持ちですか?
姿勢が崩れることで起こる問題は大きく分けて
「肉体的」「精神的」「見た目」の3つと考えております。
「肉体的:身体のどこかに痛み、凝り、痺れを感じる」
「精神的:ストレスが溜まりやすくなり、情緒不安定に陥りやすい」
「見た目:カッコ悪い!これから出会う大切な人達に対して印象が悪くなるため損をする」
また骨や筋肉など成長段階にある子供達が悪い姿勢のまま育ってしまうと、
骨や筋肉もその形のまま成長してしまいます。
成長した骨は形を変えることは難しいため、子供のうちから姿勢教育が必須です。
4.子どもの姿勢で困っていることはありますか?
幅広い年代方々のお身体を調整していて思うことは、
現在の60代〜80代の方は、もちろん個人差がありますが、とてもお元気だということです。
それは子供の時に野山を駆け回り、身体をたくさん使った遊びをしてきているからです。
現代の子供達は昔と生活様式、気候変動の影響により身体を使うことが少ないように思います。
特に股関節と肩甲骨の動きが硬く、身体機能低下が著しいです。
その子供達が大人になった時、日本はどうなるのだろうと思ってしまいます。
5.子どもの姿勢が変わる事で何が1番変化が起こっていますか?
先程申し上げた「肉体的」「精神的」「見た目」の変化が見られるのはもちろんですが、
この「姿勢教育」の取り組みが家庭内でも定着化してきたことでしょうか。
私が開催した講座やエクササイズの内容を子供達が保護者の方に伝え、
「家族で一緒にエクササイズをしたよ!」というお声を頂いております。
6.「姿勢教育」を学校で導入するメリットを教えてください。
姿勢について考え、それを実践することで子供達の心と身体が健やかに育っていきます。
それは学校だけではなく、家庭内でも良い影響をもたらし、
家族でのコミュニケーションを密にすることで子供達も安定していきます。
それが子供達の成長を良きものにし、ひいては日本全体、世界全体が
元気になる礎となると確信しております。
7.最後に全国の「すこやかしせいプロジェクト」に
加盟しようとしている方にメッセージをお願いします!
姿勢が健全な心と身体を作ります!
対象が大人であれ、子供であれ、姿勢教育を実践することは、
大きな社会貢献活動に携わることができるチャンスです。
私達で姿勢から日本を元気にしましょう!!
修カイロプラクティックについてはこちら↓
お近くの方はぜひ。
とても気さくで明るく楽しませてくれる先生です。
中尾先生、貴重なお話をありがとうございました。
子どものころからの姿勢への意識づけは本当に大切です。
未来を担う子どもたちと日本の将来をさらに明るく元気なものに
していくためには、今何か始めなければなりません。