現代人は1日に江戸時代の1年分の情報を受け取っている!

国内約30社の企業の産業医を担当し、ビジネスパーソンの疲労に詳しい大室正志氏は、

以下のように 述べています。

『近年、働き方改革で短い時間で高いパフォーマンスを求められるようになり、

30 代後半世代のミドル層が疲 労の蓄積を訴えるケースが多くなっています。

疲労の正体は“脳疲労”です。

現代人はデジタル機器に囲まれ、交感神経が 優位な過緊張状態が続き、

脳の疲労を加速させてしまいます。

さらに、長時間のデスクワークにより身体を動かさない”運動 不足“も脳疲労に拍車をかけます。』

 

また、9 割が平日に蓄積した疲労を週末に持ち越しており、

8 割以上が良い週末を過ごせなかったと回答している点につ いて大室氏はこのような見解を述べています。

 

『モバイル機器の発達は、どこでも仕事ができる恩恵をもたらしましたが、

その一方で休みの日も仕事気分が抜けきらな い人を生んでしまう結果になりました。

つまり、休日でも「仕事脳」がシャットダウンされないスクリーンセーバー状態で、

完全に 休めているとは言い難い状況になっています。

そんな状態でいると、疲労が取れないまま月曜日を迎えることになってしまいます。

実は、休日に仕事モードをシャットダウンしてリフレッシュした人の方が、

週明けから元気に仕事に取り組んでいます。

充実した週末を迎えるために、金曜日の夜のうちに溜まった疲れを取っておくことが大事です。』

大室氏は金曜日に蓄積疲労をリセッ トすることをすすめています。

現代人は、日々の疲労が蓄積し慢性的な疲れがぬけない「蓄積疲労」の状態に陥っています。

蓄積疲労の正体は、 脳の過緊張が長時間続くことによる「脳疲労」。

さらに、現代人のライフスタイルからくる運動不足も疲れを助長します。

●常に脳を酷使、脳への負担が増大

近年、交通網の発達に加え、モバイルツールの発達により、どこでも仕事のメールチェックや

作業ができるため、脳を休められるスキマ時間がない状態に陥っている。

●視神経からの影響

私たちの生活に欠かせなくなったPCやタブレットなど、発光するディスプレイを見つめることで、

視神経を通じて脳も疲 れさせてしまう。

●現代人の脳はバッテリー容量が同じでアプリが増えたスマホ状態

人間の身体は 20 万年前からほぼ同じ構造だが、私たちが1日に受け取る情報量は

江戸時代の1年分ともいわ れ、膨大な情報量に接している。

いわば、現代人の脳はバッテリー容量が同じでアプリが増えた状態といえる。

●運動不足

長時間のデスクワークにより、同じ姿勢であまり動かない状態が続くと、筋肉が固まってしまい

血行が悪くなる。運動不足は肩こり、腰痛、冷えなど、さまざまな身体の不調を引き起こす。

出典:DIME

いかがでしょうか。

当たり前になってしまっている今のライフスタイルの中には

私達が想像している以上のリスクが含まれています。

このまま十年二十年、いまのまま何も対策をせずに過ごしたら

どうなるでしょうか?

 

専門家は研究発表という形で警鐘を鳴らしています。

ただ、その研究発表されたものが活かされきれていません。

我々、健康や身体に携わる治療家はその役を担うことができるはずです。

まずは、脳疲労から作られる令和型ねこぜを直していくことから

始めてみませんか?

すこやかしせいプロジェクトは現代における特徴的な症状を作り出す

習慣を見直します。

ぜひ、ご協力ください!!

 

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