「やったことのないことをやる」
これには、とても勇気がいるように思います。
「できなかったらどうしよう」「どうやってやろう」「やったところで周りの人にどう思われるんだろう」などなど色々と考えが巡ってしまうと、できなくなってしまうという方も少なくないのでは?
人にはそれぞれ得意なことや不得意なこと、苦手なことがありますが、それって能力なのでしょうか?
実はそれらは「経験」による「自己認識」であることが多いことをご存知でしょうか。
わたしは人前で話すことが苦手ですし、得意ではないと思っております。
しかし、患者さんには「分かりやすいね」と言われることもあれば、「聞きやすいね」とほめていただけることもあります。
これってどちらかが正しいわけではなく、どちらも正しいのです。
ただ、自分自身が「ヤダな」「ダメだな」と思っているから、また、上手く伝えられなかった経験を持つから、苦手だと思い、得意ではないと思うのです。
上手く伝わらなかった経験は、すべての経験のごく一部であるにも関わらず、です。
伝えたり、話したりするための練習や工夫を続けていけば、少なくとも何もしなかった時よりも、上手になるでしょうし、伝わり方もより深くなるのではないでしょうか。
「やったことのないこと」も同じかもしれません。
以前に「やったことのないこと」にチャレンジした時の経験や勝手に変なイメージをして、「こわい」「不安」などといったマイナスの想像を膨らませて、自分を委縮させてしまっているだけのことではないでしょうか。
「やったことのないこと」だから、イメージは自由です。
自分が何かの目的のために「やろう」と思えば、やってみてください。
たとえ、それがうまくいこうがいかまいが、自分にとって、それだけチャレンジした価値はあるはずです。
わたしたちも現在、あることにチャレンジ中です。
一緒に乗り越えていきましょう!!